ケアをしていても妊娠線ができてしまった時の対処方法
妊娠中、体調が悪くて妊娠線のことまで気が回らなかった、というママも多いはず。妊娠線の予防はしっかりしていたはずなのに、出産直前になったら妊娠線ができてしまった、というママもいるようです。妊娠線は、予防したからと言って必ず防げるわけではありません。妊娠線は赤ちゃんを産んだ証です。そんなに落ち込まないで、できてしまってもしっかりと保湿を続けることで目立たなくさせることはできるんです。
できてしまった妊娠線は消せる?
妊娠線は最初にできたときには、赤紫色をしていることが多いですが、出産すると徐々に白っぽく変化します。
ぱっと見は目立たなくなりますが、それでも白くひび割れたような跡は残ってしまいます。
妊娠線ができてしまった場合、ケアをすることで消すことはできるのでしょうか?

妊娠線ができてしまった時の対処方法
基本的に妊娠線が一度できてしまうと、完全に消すことはできないと言われています。
妊娠線は真皮や皮下組織の一部に亀裂が生じることによってできるもの。
表皮は1ヶ月程度でターンオーバーが起こり、新しい肌に生まれ変わりますが、真皮ではターンオーバーの周期がかなり遅く、数年以上かかると言われています。
そのため、真皮が裂けてしまう妊娠線は、完全に消すことができないのです。
妊娠線はまず予防が大切というのはこういった理由によるものです。
妊娠線を目立たなくする対策
妊娠線ができてしまった時、完全に消すことはできないとしても、少しでも目立たないようにすることはできるのです。
妊娠線を目立たなくするには、妊娠線を予防するのと同様に何よりも保湿が重要。
保湿を十分に行うことで、真皮のターンオーバーを助けることができます。
妊娠線対策のクリームには、真皮まで届くことを謳い文句にしている製品もありますので、自分にあった製品を使用して、しっかり保湿をしましょう。
ただ、クリームを塗るだけよりも、気になる部分にすりこむようにマッサージをすると、より効果的です。
また、傷を治す効果があるオイルなどもあるので、クリームと合わせて使用するとよいでしょう。
また、食生活に注意したり、産後は難しいかもしれませんが、なるべく睡眠をとるなど、肌が生まれ変わりやすい健康的な生活をするのが重要です。
妊娠線ができてしまったても、そんなに落ち込まずに保湿のケアを続けてみてくださいね。だんだんと目立たなくなっていきます。